整形外科が扱う疾患について
     
整形外科で取扱う主な疾患の症状とアドバイスをご紹介します。
 
神経痛
 

神経痛はストレスから来るものが多く、骨が悪い、筋肉が悪いという症状がありますが、検査しても見当たらないということがよくあります。ストレスが多い、複雑化した現代生活の中ではよくこのような症状が見受けられます。肩、首ががちがちに固まっているが凝っている自覚がない、痛み、しびれも感じない。
ただ、何か自分の身体が重たい違和感を感じるということもあります。

上(天井等)を見て仕事をされる人をはじめ、不自然な姿勢で仕事をしている人、美容師、
コンピュータプログラマ等長時間同じ姿勢で仕事をしている人、大型トラック、バスの運転手のように
長い時間緊張状態にある人等がかかりやすい疾患です

 

坐骨神経痛
臀部からももの後ろにかけてふくらはぎまで広がる痛みで、しびれ感を伴うことがあります。
その原因は、腰椎ヘルニア、変形性腰椎症、腫瘍の転移などその他様々です。

三叉神経痛
顔面の知覚を支配する三叉神経支配領域に起こる発作性の激痛。顔面の頬部、顎部(三叉神経第二、三枝)に片側にのみ起こりやすく、突然焼けるような耐え難い痛みが起こってきます。痛みの持続時間は数秒から数分で、食事、会話、洗顔、髭剃り、歯みがきなどの動作がきっかけで起こることが多くあります。発作間欠期にはまったく神経症状がなく、発作時にも痛みを除いては神経症状はありません。神経痛の発作は数日から数か月続き、数か月から数年の間欠期をもつこともあります。

舌咽神経痛
舌咽神経の知覚枝が分布する咽頭部や耳に耐え難い激しい痛みが起こってくることがあります。その持続時間は数秒から数分で、再発性であります。三叉神経痛を合併したり、迷走神経症状(徐脈、失神発作)を呈することもあります。

 

神経痛のほとんどが過度の労働、飲みすぎ・食べすぎ・睡眠不足等の生活習慣、日常の生活環境が起因して起こっています。過度な労働を避ける、生活環境を整えることにより身体が元の状態に戻ります。又は症状が軽くなります。

このように神経痛は生活習慣からくるものがほとんどなので、生活習慣の改善が予防につながります。

神経痛は各人の身体の構造、年齢、性別、仕事の内容が異なるため、患者さんひとり一人、個々に応じたアドバイスをしていくことが必要です。

神経痛はほおっておくと他の疾患を誘発することもあります。軽い自覚症状でも是非、ご来院ください。

ストレス解消のために適当なスポーツを
 
栄養のバランスをとって食事にも気を使いましょう
 

 
福田院長のアドバイスが、情報誌「chikuski」チクスキに掲載されました。
 
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